インスリンはどんなホルモン？
今回は前回お話した血糖値の続編で関わりの深いインスリンに関して詳しく見ていきましょう👏
まず人間は糖質を摂ると血中のグルコース濃度が高くなります！このグルコースが血中で増えすぎてしまうと血液がドロドロになったり動脈硬化の原因になってしまうんですね😱
つまりインスリンは食後、急激に上がった血糖値を元に戻すホルモンというわけです✨
もう少し働きを見ていくと血中に存在するグルコースを臓器や筋肉中に取り込んで、エネルギーとして利用したり筋グリコーゲンとして蓄える。インスリンは糖質だけでなくアミノ酸も一緒に取り込むことがで来たりもします⭕️
基本的にはインスリンが分泌された時は脂質よりも糖質が優先的に吸収されます！
次は、なぜインスリンの分泌量が多い人は肥満の人が多いのか？
インスリンが分泌された時にグルコースは体に取り込まれます。この時に取り込まれたグルコースがエネルギーとして使われる割合が多くなるからです
少し難しいと思うのでもう少し細かく解説させていただきます💪
皆さんはご飯を食べた後に仕事やトレーニングなど活動をすると思います!
仕事やトレーニングなど活動するということはすなわちエネルギーを消費するということです👏インスリンの分泌量が多いときに消費されるエネルギー源は糖に偏るという特徴があります。本来であれば瞬発系の動きを除いた軽い活動やトレーニングというのは脂質をメインでエネルギー源とするが、インスリンの分泌量が多いと軽い運動の時でも糖がエネルギーとして使われてしまうのでそもそも体に蓄えられている脂質が減りにくい状態になる。有酸素運動などのトレーニングをしても脂質が使われにくいというわけです。これがインスリンの分泌量が多いと太りやすいと言われる理由です😱
人間の体は吸収した糖が多すぎると、一部は脂肪細胞を介して体脂肪に変換されてしまうという特徴も持っています
なので減量中の方やダイエットで脂肪を削りたいという人は血糖値を安定させてあげて血糖値の乱高下、いわゆる血糖値スパイクを防ぐ必要があります
ここで抑えておきたい知識としては人間のインスリンの分泌量は一日を通してずっと同じ分泌量ではなく仮に食事を摂らなかったとしても朝方がやや少ない、寝る直前夜に向かってインスリンの分泌量が多くなるといった特性があります。つまり摂取する炭水化物の量としては朝が多く夜になるにつれて少なくしていくのがインスリンの分泌量推移を考えた時にベストと考えられます✨
インスリンを出しすぎてしまうと脂質が使えなかったり、体に蓄えてしまうがインスリンを分泌しないとアミノ酸や糖などの必要なものも体に入れられなくなってしまうのでそも点も注意が必要ですね👍
気になるトレーニング後に関してはインスリンを分泌させて筋肉に必要な栄養素を取り込みたいので糖質とタンパク質をバランスよく食べましょう！
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